ベトナム投資信託(ファンド・ETF)

【2024年】ベトナム株式市場に投資できるおすすめの投資信託をランキング形式で紹介!

ベトナムは経済成長が期待される新興国として注目を集めています。

 

そのため、数多くのベトナム株関連の投資信託が販売されており、当サイトでも様々な投資信託について取り上げてきました。

 

本日はベトナム株の投資信託の中で魅力的でおすすめなものをランキング形式でお伝えしていきたいと思います。

 

また、ベトナムの株式市場については別記事で解説していますので良ければこちらも合わせてご一読下さい。

→ 暴落を乗り越えた?チャートで見る「ベトナム株式」市場!VN指数は健全に成長。2022年以降の買い方はヴァンエック ベクトル ベトナムETF(VNM)がおすすめの選択肢?

 

ベトナムに限らず新興国投信の総合的なランキングについては以下の記事にまとめておりますのでご覧ください。

新興国ファンドランキング

 

 

「資産運用は分散投資も重要です。株式投資以外だと不動産が人気ですが、はじめて挑戦するのに抵抗がある場合は、不動産クラウドファンディングなど小口からできる投資がおすすめです。詳しくは株式会社了が運営する不動産WEB相談室の以下記事をご参考ください。

不動産クラウドファンディングのおすすめランキングまとめ!

それでは、ベトナム投資信託のランキングについて見ていきましょう。

 

1位:ベトナム・ロータス・ファンド

乱立するベトナム投信の中で「ベトナム・ロータス・ファンド(愛称 : ロータス)」の実態は?投資指標は評判通り?トータルリターン・標準偏差やシャープレシオの水準に不安材料。基準価額チャートなど運用成績比較で評価

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「ベトナム・ロータス・ファンド」は、今後成長が見込まれるベトナム株に投資を行い、中長期的な信託財産の成長を目指し積極的な運用を行っていくファンドです。ファミリーファンド方式を採用しています。

 

銘柄選択は企業収益の成長性や財務の健全性や流動性に基づき判断しており、王道の投資手法となっています。

 

「ベトナム・ロータス・ファンド」の規模は2023年03月03日時点で172.33億円です。ここ2年で5倍以上に拡大しており急成長を見せています。

 

1年 3年
(年率)
5年
(年率)
トータル
リターン
-17.50% 18.58% 5.92%
標準偏差 28.95 33.38 28.42
シャープ
レシオ
-0.61 0.56 0.21

 

ベトナム投資信託の中ではシャープレシオが一番よく、運用効率のいい投資信託となっています。

 

1年 3年
(年率)
5年
(年率)
ベトナム株ファンド -9.51% 13.16% 3.00%
ベトナム・ロータス・ファンド -17.50% 18.58% 5.92%
DIAM
ベトナム株式ファンド
-13.93% 14.32% 3.90%
CAMベトナムファンド -16.04% 8.41% 0.56%
ベトナム成長株インカムファンド -14.19% 11.77% 2.07%
ヴァンエック
ベクトル ベトナムETF
-40.84% -4.96% -8.32%

 

他のファンドと比べても3年~5年の長期で見ると、高いリターンを出しています。さらに資産運用規模の急成長も加味してトップとしています。

 

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2位:DIAMベトナム株式ファンド(愛称:ベトナムでフォー)

DIAMベトナム株式ファンド(愛称:ベトナムでフォー)の実態は?投資指標は評判通り?トータルリターン・標準偏差やシャープレシオの水準に不安材料。基準価額チャートなど運用成績比較で評価

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「DIAMベトナム株式ファンド」は、今後成長が見込まれるベトナム株に投資を行い、中長期的な信託財産の成長を目指し積極的な運用を行っていくファンドです。

運用は「アセットマネジメントONE株式会社」です。「DIAMベトナム株式ファンド」の規模は2023年03月03日時点で85.51億円です。

 

価格の値動きの荒さを示す標準偏差は大きいですが、3年の平均年率リターンは高くなっています。

 

比較的安定した運用成果が見られるので2位としています。

1年 3年
(年率)
5年
(年率)
トータル
リターン
-13.93% 14.32% 3.90%
標準偏差 22.83 29.85 25.92
シャープ
レシオ
-0.61 0.48 0.15

 

 

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3位:ベトナム株ファンド

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ベトナム株ファンドは、今後成長が見込まれるベトナム株に投資を行い、中長期的な信託財産の成長を目指し積極的な運用を行っていくファンドです。ファミリーファンド方式を採用しています。

 

「ベトナム株ファンド」の規模は2023年03月03日時点で81.36億円です。ベトナム株ファンドは組み入れ銘柄は大手企業で固めています。金融や不動産のような固い銘柄で占められています。

 

1年 3年
(年率)
5年
(年率)
トータル
リターン
-9.51% 13.16% 3.00%
標準偏差 22.84 30.35 26.24
シャープ
レシオ
-0.42 0.43 0.11

 

比較的安定感はありますが、上位ファンドにはやや劣るので3位としています。

 

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4位:CAMベトナムファンド

CAMベトナムファンドの実態は?ベトナム成長株インカムファンドと比較。評判通り投資指標は残念?トータルリターン・標準偏差やシャープレシオの水準に不安材料。基準価額チャートなど運用成績比較で評価

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「CAMベトナムファンド」は以下の銘柄に投資するファンドです。

✔︎ベトナムの取引所に上場する株式
✔︎ベトナムの取引所に準ずる市場において取引されている株式
✔︎世界各国の取引所に上場するベトナム関連企業の株式に投資するファンド

「CAMベトナムファンド」の規模は2023年03月03日時点で42.57億円です。組み入れ銘柄はベトナムの大手企業で、国営企業で構成されています。

ただ、DIAMベトナム株式ファンドは標準偏差が非常に高く価格のブレ幅が大きいのが難点です。そのため4位としています。

1年 3年
(年率)
5年
(年率)
10年
(年率)
トータル
リターン
-16.04% 8.41% 0.56% 7.52%
標準偏差 23.18 30.64 25.98 21.12
シャープ
レシオ
-0.69 0.27 0.02 0.36

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コラム:選択肢はベトナムだけではない?

筆者は2020年代は新興国株式の時代がくると考えています。そのため、様々な新興国を分析しています。

【最新版】新興国株式投資でおすすめなのはどこの国?主要新興国15カ国をカテゴライズして徹底評価!

ベトナムは確かに国としての成長力は高いのですが、既に大きく上昇してしまっており割高さが際立っています。筆者が2023年現在最も魅力的だと考えているのは中国です。

中国はまさに日本のバブル期の1980年代と同水準です。株式市場も整備され日本株式市場を凌駕する規模になってきています。

中国は徐々に収入が増えた中国国民が株式を購入する水準となっています。株式市場は異常なレベルに割安で、尚且つ成長力の高い銘柄が犇いています。

更に世界が金融引き締めに向かうなか、2022年から金融緩和を開始しており株式市場にとってチャンスとなっています。中国に投資できるファンドについては、おすすめ順にランキング形式でお伝えしていますのでご覧いただければと思います。

 

中国のおすすめファンドランキング

 

5位:ベトナム株式ファンド

ベトナム株式ファンド」は、ベトナムの取引所に上場する株式、ベトナムの取引所に準ずる市場において取引されている株式、ならびに世界各国、地域の取引所に上場するベトナム関連企業の株式に投資するファンドです。

ベトナム株式ファンド」の規模は2023年03月03日時点で64億円です。

ベトナム株式ファンドの実態は?評判の割に標準偏差やシャープレシオの水準に不安材料。基準価額チャート、指数連動ETFとの運用成績比較で評価していく

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6位:ベトナム成長株インカムファンド

ベトナム成長株インカムファンド」は、ベトナムの取引所に上場する株式、ベトナムの取引所に準ずる市場において取引されている株式、ならびに世界各国、地域の取引所に上場するベトナム関連企業の株式に投資するファンドです。

ファンド規模は2023年03月03日時点で249.32億円です。

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まとめ

今回はベトナム株式に投資するファンドをランキング形式でお伝えしています。しかし、新興国はベトナムだけではありません。

新興国投信の総合的なランキングについては以下の記事にまとめております。

新興国ファンドランキング

新興国投資で投資で大きく資産を増やす投資先とは?投資対象・運用戦略・期待リターンから厳選。
新興国の資産運用

 

 

皆さんもご存知のことと思いますが、現在世界経済の成長を牽引しているのは疑いなく新興国経済となっています。今後も先進国の成長率は低下することが見込まれていますが、新興国の高い成長率は継続することが予想されています。

先進国と新興国の経済成長率の比較

経済の成長にともなって新興国企業の1株あたりの利益もコロナから順調に回復し再び成長軌道に乗ることが見込まれています。

新興国の経済成長率の推移を先進国と比較

 

一方、堅調な経済成長と企業利益とは反対に、新興国株式は軟調に推移し先進国株式に対して割安に推移しています。結果として新興国株式は先進国株式に対して30%程度割安となっており2022年以降は再び新興国株式の時代がくると目されています。

青:新興国株式全体
黄:全世界株式全体
緑:先進国株式全体

先進国に対して劣後する新興国株式市場

参照:MSCI

 

強い株式市場というのは移り変わっていきます。2000年代は新興国株式、2010年代は先進国株式でした。2020年代は再び新興国株式の時代が到来しようとしているのです。

そして、新興国株式投資で大きなリターンをだすためには、中でも魅力的な新興国に投資をする必要があります。

 

また、新興国の個別株は個人投資家にはなかなか分析するのが難しいのではないでしょうか。そこで、新興国株式の分析をし実際に投資している筆者の観点から大きなリターンを望める投資先を厳選してランキング形式でまとめています。新興国投資を行う際に参考にしていただければと思います。