ヘッジファンド投資

大損する?ヘッジファンドは怪しい?リスクの高さや危険性を徹底解説!気になる手数料や購入方法とは

最近、日本でもヘッジファンド投資が話題になっています。

ヘッジファンドって個人でも投資できる?
ヘッジファンドはリスクが高い??

 

そのように感じる方もいるでしょう。本当にヘッジファンドはリスクが高くてあやしい投資なのでしょうか?

ヘッジファンド投資の本当の所を解説していきます。

おすすめしない?ヘッジファンド投資は本当にリスクが高い??

ヘッジファンドが危険と言われる理由

ヘッジファンド投資のリスクが高いと言われる理由は過去に破たんしたヘッジファンドがあるからです。

よく引き合いに出されるのは「ロングタームキャピタルマネジメント(LTCM)」です。こちらのファンドはノーベル経済学賞受賞者らを運用チームに迎え高度な金融工学を駆使するスペシャルなヘッジファンドでした。

実際に「ロングタームキャピタルマネジメント(LTCM)」の運用成績はすばらしく、最初の4年間は年率平均40%と驚異的な利回りを記録し、わずか4年で資産は4倍に増えました。

 

しかしながら、レバレッジを過大にかけていたためアジア通貨危機とロシア財政危機を契機とした新興国債券・株式の暴落により巨額の損失を出しファンドは破綻しました。

詳細は、本にもなっているので興味がある方はそちらも見てみて下さい。

参照:amazon

 

こういった一部の破たんしたヘッジファンドが大々的にニュースで報じられるため、「ヘッジファンド」=「リスクが高くて危険」と考えてしまう人も少なくありません。

ですが、本質的にはヘッジファンドは投資信託などの一般的な金融商品よりも安全な商品です。その理由を見ていきましょう。

 

ヘッジファンドは富裕層に大人気?

ヘッジファンドはそもそも欧米で発展した富裕層向けの資産運用サービスです。一部の限られた富裕層から資金を集め、能力のあるファンドマネージャーが運用していきます。

少人数からしか募集しないため、一般の人から広く募集する必要がないので情報が出回っていないのです。

 

ですが、情報が少ないからといってヘッジファンドは危険でもあやしくもありません。むしろ欧米の富裕層の間ではヘッジファンドこそがファーストチョイスです。まず検討されるのがヘッジファンドでの資産運用なのです。

こちらのヘッジファンドでの運用残高の推移を見て下さい。

 

参照:日興アセットマネジメントHP

 

2000年からの2年間で運用残高は3兆米ドル以上増えており、7倍以上に増加しています。

運用残高の推移を見てもヘッジファンドへの資金は増え続けていて人気は絶大なものとなっています。

続いて、なぜヘッジファンドは富裕層に愛されるのか。その理由を見ていきましょう。

ヘッジファンドのパフォーマンスが高い理由とは?

私募ファンドであるがゆえの強み

ヘッジファンドでの資産運用では、損するリスクを限りなく抑えて、安定的な利益が見込めます。

これを実現するのはヘッジファンドの自由で高度な運用戦略です。ヘッジファンドは、限られた少人数向けのファンドのため、投資信託などとは異なり運用方法に厳しい制限がありません。

 

だからこそ、利益をどん欲に追求した運用ができ、高いパフォーマンスを実現できるのです。

 

ヘッジファンドは「私募」ファンドのため運用方法に厳しい制限がない。そのため、利益を追求した高度な運用戦略を実行可能。

 

ヘッジファンドのリスク管理とは?

ヘッジファンドは様々な運用戦略でリスク管理を行い、安定的なリターンの実現を目指しています。

 

運用戦略としては次のような方法がメインの戦略です。

 

●バリュー投資

●アクティビスト投資

●イベントドリブン投資

●ロングショート戦略

●マーケットニュートラル戦略

●グローバルマクロ戦略

 

これらの高度な運用戦略を用いて、上手くリスク回避をしているため、ヘッジファンドは安定して好成績を出せるのです。

 

運用戦略はヘッジファンドごとに異なりますが、おすすめヘッジファンドについては下記の記事で紹介してますのでぜひそちらもご一読ください。

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手数料からみるヘッジファンドの特徴

ヘッジファンドの手数料は高い?安い?

ヘッジファンドは高度な資産運用をするならその分手数料も高いのではないか?

手数料は気になる所ですよね。ハッキリ言ってヘッジファンドの手数料は安くはありません。

 

ですが、手数料についても大きな強みがあります。安くはない手数料が結果として投資家の利益になっているのです。

いったいどういうことでしょうか??細かく見ていきましょう。

 

成功報酬が世界を分ける

ヘッジファンドの手数料のおける特徴は成功報酬の採用です。成功報酬ではその名の通り利益を投資家とヘッジファンドでシェアします。

一般的な投資信託では成功報酬がない為、リターンを出しても出さなくても運用者の給料は変わりません。さらに、会社員ですので上に怒られなければリターンがでてもでなくてもどちらでも構いません。

 

ハッキリ言って投資信託の運用者のモチベーションは低いです。

一方で、ヘッジファンドではリターンを出すことでファンドマネージャーの報酬も莫大なものになるため、本気で資産運用に取り組みます。

ファンドマネージャーのリターンへのモチベーションが非常に高い点がヘッジファンドの大きな強みです。

ヘッジファンド 投資信託
成功報酬 あり なし
リターンへの熱意 非常に高い 低い
運用者が一番に考える事 リターンを出す事 上司に怒られない事

 

資産運用で本気で資産を増やしたいなら迷わずヘッジファンドで資産運用すべきです。以下のサイトでは資産を守りながら安定したリターンを挙げているファンドが紹介されています。

【最新版】個人投資家でも投資できる日本のおすすめヘッジファンドとは?

ヘッジファンドの購入方法とは?

ヘッジファンドへの出資条件

ヘッジファンドに投資するには手続きはどうすればいいの?
ヘッジファンドは誰でも投資できるの?

 

実際にヘッジファンドに投資しようと思うと様々な疑問が出てくると思います。まず、投資の条件ですが、ヘッジファンドは誰でも投資できるわけではなく最低出資金額が定められています。

 

日本の一般的なヘッジファンドでは最低出資金額は1000万円~となっています。

 

これは、投資家の募集人数に限りがあるため、最低出資金額を設けないとヘッジファンドの運営が成り立たないためです。

 

少しハードルが高いですが、1000万円以上のまとまった資金を運用したい方にとっては、ヘッジファンドはベストな選択肢となっています。

 

ヘッジファンドで資産運用する方法とは

ヘッジファンドで資産運用するためには、直接ファンドから詳細説明を聞く必要があります。

 

説明の場を設けてもらうには、2つの方法があります。

 

  1. 知人に紹介してもらう
  2. ヘッジファンドのホームページから問い合わせる

 

ヘッジファンドは基本的に紹介で新規の投資家を募集しています。知り合いにすでにヘッジファンドの顧客になっている人がいれば紹介してもらうようにしましょう。

 

もし紹介が難しくても安心して下さい。ヘッジファンドのホームページから問い合わせを行うことで資料請求や説明を依頼することができます。

 

条件によっては断られてしまうこともありますが、基本的には対応してもらえるはずです。気になるヘッジファンドがあったらホームページから問い合わせてみるようにしましょう。

 

ヘッジファンドで運用してみたいけど、どんなファンドがあるのか分からない。

 

ヘッジファンドと一言でいってもその運用戦略や投資先はバラバラで多種多様です。どこのヘッジファンドが良いのか知りたいという人も多いと思います。

 

そこで、日本国内のヘッジファンドを筆者が調査して、これは自信を持っておすすめできるというヘッジファンドをランキング形式でピックアップしました。

 

これからヘッジファンドで資産運用を始める方には必ず役に立つと思いますのでぜひ参考にしてみて下さい。

 

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新興国投資で投資で大きく資産を増やす投資先とは?投資対象・運用戦略・期待リターンから厳選。
新興国の資産運用

 

 

皆さんもご存知のことと思いますが、現在世界経済の成長を牽引しているのは疑いなく新興国経済となっています。今後も先進国の成長率は低下することが見込まれていますが、新興国の高い成長率は継続することが予想されています。

先進国と新興国の経済成長率の比較

経済の成長にともなって新興国企業の1株あたりの利益もコロナから順調に回復し再び成長軌道に乗ることが見込まれています。

新興国の経済成長率の推移を先進国と比較

 

一方、堅調な経済成長と企業利益とは反対に、新興国株式は軟調に推移し先進国株式に対して割安に推移しています。結果として新興国株式は先進国株式に対して30%程度割安となっており2022年以降は再び新興国株式の時代がくると目されています。

青:新興国株式全体
黄:全世界株式全体
緑:先進国株式全体

先進国に対して劣後する新興国株式市場

参照:MSCI

 

強い株式市場というのは移り変わっていきます。2000年代は新興国株式、2010年代は先進国株式でした。2020年代は再び新興国株式の時代が到来しようとしているのです。

そして、新興国株式投資で大きなリターンをだすためには、中でも魅力的な新興国に投資をする必要があります。

 

また、新興国の個別株は個人投資家にはなかなか分析するのが難しいのではないでしょうか。そこで、新興国株式の分析をし実際に投資している筆者の観点から大きなリターンを望める投資先を厳選してランキング形式でまとめています。新興国投資を行う際に参考にしていただければと思います。